こんにちは。TCR新潟ERIです。
暑さもだんだんとやわらいで、秋の気配を感じるようになりましたね。
ところで最近、
わきの下が痛いんです
という声をよく聞きます。
わきの下が痛くなる原因はさまざまで、以下のような要因が考えられます。
筋肉疲労や筋肉痛
重いものを持ち上げたり、運動をしすぎたりすると、わきの下の筋肉が疲れて痛くなることがあります。
剃毛や脱毛による刺激
わきの毛を剃ったり除去したりすることで、肌が刺激されたり、剃り傷になったりすることがあります。それが痛みの原因となることもあります。
制汗剤やデオドラントの使用
一部の人々は制汗剤やデオドラントに対して肌が敏感で、これが痛みやかぶれを引き起こすことがあります。
リンパ節の腫れ
わきの下にはリンパ節が多く存在します。風邪や感染症などの軽い病気でリンパ節が腫れ、痛みを感じることがあります。
衣服の摩擦
締め付けの強い服や、サイズの合わない下着を着用することで、わきの下が摩擦されて痛くなることもあります。
医学的な原因も考えられますので、痛みの状況によっては、医師への相談もご検討くださいね。
今日はこの中の「筋肉疲労とわきの下の痛みの関係」について、深掘りしたいと思います。
わきの下の痛みの原因
運動による筋肉の疲労
例えば、長時間の掃除や洗濯、荷物の持ち運びなど、日常の家事や仕事でわきの下の筋肉を使いすぎることがあります。特に、重い買い物袋を持ち上げたり、同じ動作を繰り返すことで、わきの下の筋肉が疲労して痛みを感じることがあります。
日常の小さな負担
小さなお子さんを持つお母さんは、子供を抱っこすることが多くなります。子供を片方の腕でだっこし続けることで、わきの下の筋肉に一方的な負担がかかり、痛みが発生することがあります。
ストレスによる筋肉の緊張
ストレスは体の様々な部分に影響しますが、特に筋肉に影響して緊張や硬直を引き起こします。ストレスフルな状況が続くと、無意識のうちに肩に力が入り、それがわきの下の筋肉へと伝わって痛みとなることがあります。
これらの日常生活の中での微細な動作やストレスが、わきの下の筋肉痛の原因となることが多いのです。
日常の動作やストレス管理に注意を払い、筋肉痛を未然に防ぐことが重要です。
わきの下の痛みと筋肉・神経の関係
前鋸筋
前鋸筋は肋骨と肩甲骨を結びつける筋肉で、呼吸や腕の動きをサポートしています。
重いものを持ち上げたり、腕を前方や上方に動かす動作が繰り返されることで、前鋸筋に過度なストレスがかかり、筋肉疲労や筋肉痛が引き起こされます。
筋肉が硬くなり、触ると痛みを感じることがあります。動かすと痛みが増すことも。
小胸筋
小胸筋は肩甲骨を動かし、腕を前方に動かすサポートをしています。
長時間のデスクワークや運転で前かがみの姿勢が続くと、小胸筋が緊張し、筋肉痛を引き起こすことがあります。
肩や腕を動かすとき、特に前方に動かす動作で痛みを感じることがあります。痛みは持続的で、わきの下や胸の外側にも広がります。
広背筋
広背筋は懸垂のときに腕を身体に引き寄せる動作を行う、大きな筋肉です。
運動不足や反対に過度な運動により、広背筋にストレスがかかり痛みが発生します。
腕を身体に寄せる動作や背中を伸ばす動作で痛みを感じ、運動の範囲が制限されることがあります。
肋間筋
肋間筋は肋骨の間に位置し、呼吸の動作を助けます。
深呼吸やくしゃみ、せきなどで突然肋間筋に負荷がかかると、痛みが発生することがあります。また、深呼吸がしにくくなることもあります。
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筋肉を温める
温かいバスやシャワーを利用して筋肉を和らげます。特に前鋸筋(わきの下から胸の横、肋骨上部にかけての部分)や広背筋(背中全体)に対して効果的です。
ストレッチ
前鋸筋
肩を円を描くようにゆっくりと回し、前鋸筋を伸ばしましょう。この動作は肩甲骨周りの筋肉を動かし、前鋸筋に対するストレスを減少させます。
小胸筋
腕を横に広げ、胸を開くようなストレッチで小胸筋を伸ばしましょう。これにより小胸筋(胸の側面から腕にかけての部分)がリラックスし、痛みが和らぎます。
広背筋
体を前方に屈めることで背中の筋肉を伸ばし、広背筋をストレッチします。
肋間筋
深呼吸をしながら体をゆっくりと左右にねじる動作で、肋間筋(肋骨の間の部分)を伸ばしましょう。
正しい姿勢を心掛ける
常に背筋を伸ばし、肩の力を抜くことで、特に小胸筋や前鋸筋(わきの下や胸の側面)に対する負担を減少させます。座るときも立つときも正しい姿勢を意識しましょう。
これらのストレッチや温める行為は日常的に行うことで、筋肉痛や緊張を和らげ、柔軟性を保つ助けになります。しかし、痛みが強い、または持続する場合は、専門家に相談しましょう。
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前鋸筋
わきの下から胸の横、肋骨上部の前鋸筋にアクセスします。
筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を高めます。これにより筋肉の緊張や硬さが解消され、痛みが軽減するのです。
小胸筋
ストレッチや筋膜リリースを行うことで柔軟性が高まるとともに血流が改善し、筋肉がリラックスし痛みの緩和が期待できます。
広背筋
広背筋全体にアクセスし、じっくりとストレッチを用いて筋肉をリリースし、動きをスムーズにします。
肋間筋
肋骨の間に位置する肋間筋にアクセスします。優しく圧をかけたりストレッチをかけることで柔軟性や可動性を高めることで呼吸が楽になり、痛みが緩和していきます。
肋間神経
肋骨下を通る肋間神経にアクセスします。ゆっくりとストレッチし、神経が圧迫されることなく動ける空間を確保することで、痛みやしびれの軽減を促します。
まとめ
筋肉痛は日常生活動作が原因で起こることが多いのです。
適切なセルフケアとコンディショニングを組み合わせることで、わきの下の痛みの予防と緩和が期待できます。
わきの下の痛みや違和感から解放されて、快適な日常を送りましょう!
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