肩こりの真実:一般的には知られていない原因と効果的な解消法(1/2)

肩こりに悩む女性

こんにちは。TCR新潟ERIです。

30~40代の主婦や働く女性に共通する悩み、それが「肩こり」。
長時間のデスクワークや家事、子育てなど、日常のさまざまな要素がこの症状を引き起こします。

今回は一般的に知られていない肩こりの原因と、実践的な解消法を2回にわたって解説していきます。

一般的な肩こりの原因

スマホやパソコンの画面を見る際、首が前に突き出すことで、首の後ろ側の筋肉である僧帽筋や胸鎖乳突筋に過剰な負荷がかかります。この状態はしばしば「スマホ首」とも呼ばれ、首の前の筋肉が短く、後ろの筋肉が伸びることで、首や肩に緊張を引き起こします。

一般的には知られていない肩こりの原因

肩こりの原因は肩だけではありません。筋肉や神経の連動が全身に影響を及ぼし、それが肩こりの原因となることがあるのです。

腰の筋肉

腰の筋肉、特に腸腰筋が硬くなると、腰椎の位置がずれ、背骨全体のバランスが崩れることがあります。このバランスの崩れが胸椎や頚椎に影響を及ぼし、結果として肩甲骨周りの筋肉に負担をかけ、肩こりを引き起こすことがあります。
たとえば、長時間同じ姿勢で座ることが腸腰筋の硬さを引き起こし、肩こりへとつながるケースが多いのです。

内臓の影響

肩こりの原因として意外なのが、内臓の不調です。たとえば、胃の不調があると、腹横筋の緊張を引き起こし、それが胸郭の動きに影響を及ぼすことがあるのです。胸郭の動きが制限されると、僧帽筋や肩甲骨周りの筋肉にも影響が出て、肩こりの原因になることがあります。

心理的な要因

ストレスが肩こりを引き起こすと言われることは一般的ですが、その背後には複雑な生理学的なプロセスがあります。仕事のプレッシャーや家庭の環境などの精神的ストレスがは、どのようにして身体に影響を与えているのでしょうか。

自律神経の影響
ストレスは自律神経系に作用し、特に交感神経系の活性化を引き起こします。交感神経が活性化すると、心拍数や血圧が上昇し、筋肉の緊張も高まります。これにより肩や首周りの筋肉が硬直することで、肩こりが発生することがあります。

血流の変化
精神的な緊張が高まると、筋肉への血流が減少することがあります。特に、僧帽筋などの肩周りの筋肉への血流が減少すると、酸素と栄養素の供給が不足し、筋肉が硬くなる原因となります。

筋肉の連動
ストレスによって生じる筋肉の緊張は、身体全体のバランスを崩すことがあります。たとえば、首や肩の筋肉が硬くなると、背中や腰の筋肉も連動して硬直し、全身の痛みや不快感を引き起こすことがあるのです。

食生活

肩こりの原因として考えられることの一つが、食生活におけるカルシウムやマグネシウムの不足です。これらのミネラルが体内でどのような役割を果たしているのか、以下で解説します。

カルシウム
カルシウムが不足すると、筋肉の収縮が適切にコントロールされず、筋肉を硬直させてしまうことがあります。特に、僧帽筋や肩周りの筋肉が硬くなると、肩こりの症状が現れることがあるのです。

マグネシウム
マグネシウムが不足すると、筋肉がリラックスするプロセスが妨げられ、長時間にわたって収縮した状態が続くことがあります。これも、肩や首の筋肉の硬直につながり、肩こりの原因となることがあるのです。

フラットシューズ

フラットシューズが肩こりに関連することは一見驚くかもしれませんが、実際に体に起きているメカニズムを理解すれば、その関連性が明らかになります。

足への影響
フラットシューズはアーチサポートが不足しているため、足の内側のアーチが崩れることがあります。このアーチの崩れは足の筋肉の適切なバランスを妨げ、足の疲労や痛みを引き起こすことがあるのです。

腰への連鎖反応
足への影響は、さらに腰にも影響を及ぼします。足のアライメントが崩れることで、足全体の筋肉にも不均等な負担がかかり、腰への負担も増加し、腰の筋肉が硬くなることがあるのです。

肩こりへの影響
腰の筋肉が硬くなると、背中や肩への負荷も増加します。背骨や肩甲骨周りの筋肉の緊張が高まると、肩こりの症状が現れることがあります。特に、僧帽筋などの肩周りの筋肉が硬直すると、肩こりを感じるようになるのです。

次回は、実践的な対策について解説いたします。
お楽しみに。

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