こんにちは。
TCR新潟です。
3回シリーズでお届けしている「子どもの健康を守る!歯並びと姿勢の関係に迫る」
最終回の今日は、歯並びと姿勢を改善する方法について解説していきます。
歯並びと姿勢の問題の早期発見と関連する身体部位(首、脊椎、顎等)
正しい姿勢の維持が困難な子供たちは、顎や首、脊椎などの体のバランスが崩れることがよくあります。これらの部位は互いに密接に関連しており、一部が乱れると他の部分にも影響を及ぼします。
では、具体的な歯並びと姿勢の関連性について、おさらいしましょう。
顎の位置
顎の位置が前に出ると、首の筋肉に負担がかかります。また、顎の筋肉(例:咬筋)が硬くなると歯並びにも影響します。
首の位置
首が前に傾くと、脊椎に負荷がかかります。これが長期化すると全身の姿勢に影響します。
脊椎の役割: 脊椎は全身のバランスを保ちます。歪みがあると、肩や背中の筋肉に負荷がかかり、全身のバランスが崩れます。
コンディショニング整体の役割
コンディショニング整体の役割は非常に重要です。
まずは、子供の場合によく問題とされる首、肩、骨盤の問題についておさらいします。
頚椎
子供がデジタルデバイスを使う際、首が前に傾くことが多く、頚椎に負荷がかかります。これが頚椎の歪みを引き起こし、筋肉にも負担をかける場合があります。
腰椎
重いリュックや不適切な座り方が腰椎に負荷をかけ、そのバランスを崩すことがあります。
肩・骨盤
全体的な姿勢の歪みからくる肩や骨盤の問題も多く見られます。肩の凝りや骨盤の歪みは、全身のバランスを乱します。
コンディショニングでどう改善するのか?
これらの問題を解決するためには、身体の各部位の連動性を理解し、全体としてのバランスを取り戻す施術が必要です。
これらの施術は全体として、子供の歯並びと姿勢に対して重要な役割を果たし、成長過程での正しい発達をサポートします。
歯磨きの方法と姿勢の維持方法
歯磨きもまた、姿勢と密接に関連しています。
まずは一般的な注意点についてです。
・上の歯から始め、外側から内側、最後に噛み合わせる部分を磨きます。
・歯ブラシを45度傾け、歯と歯茎の境目を丁寧に磨きます。
・小さな円を描くような動きで、ゆっくりと磨きます。
続いて「歯磨きの正しい姿勢」です。
これは今日から実践できるので、ぜひお試しください。
ポジションのつくり方
歯磨きの方法
NG
ぎゅっと歯ブラシを握って、手先だけで力強くゴシゴシ磨いてはいけません。
このような歯磨き時の正しい姿勢は、日常生活の中での姿勢改善にもつながります。
毎日行う歯磨きの時間を、正しい姿勢を意識する貴重な練習時間としても活用することが、歯並びだけでなく全身の健康にもつながるのです。
まとめ
今回のシリーズでは、子どもたちの歯並びと姿勢の重要性に焦点を当て、解剖学的な視点からの分析、予防策、解決方法について詳しく解説しました。
子どもたちの健康な成長は、毎日の小さな習慣から始まります。
親子で一緒に学び、正しい知識と実践を通じて、健康で笑顔溢れる毎日を築きましょう。
このシリーズが、皆様の家庭の健康促進に、少しでもお役に立てれば幸いです。
正しい歯磨きを実践する前に!正しい骨格と筋肉をつくりましょう。
ご予約電話番号:025-384-4049
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