第2回:「子どもの生活習慣と姿勢:予防と解剖学的知識」

正しい姿勢と猫背

こんにちは。
TCR新潟です。

3回シリーズでお届けしている「子どもの健康を守る!歯並びと姿勢の関係に迫る」(全3回)

第2回の今日は「姿勢」にとことんフォーカス。
親子でできる簡単な予防策やセルフケアについてお伝えしていきます。

※姿勢と歯並びの関係についてはこちらをお読みください↓

正しい姿勢の定義とその重要性、および関連する解剖学的な知識

正しい姿勢とは、全身の筋肉と骨格が適切に配列され、バランス良く支えられている状態を指します。この姿勢を維持することで、骨格や筋肉、関節に過度な負担をかけることなく、身体の各部分が効率よく働くことができます。

解剖学的に見ると、特に重要なのが脊柱(背骨)の役割です。脊柱は、身体を支える主要な構造であり、それぞれの椎骨が積み重なって形成されています。脊柱は自然なS字カーブを描き、このカーブが衝撃を吸収し、体重を均等に分散します。このため、脊柱の正しいカーブを維持することが正しい姿勢にとって極めて重要となります。

子どもが持つべき生活習慣とその具体的な効果

生活習慣と姿勢の関連性は深く、日常生活の中で以下のような配慮が必要です。

デジタルデバイスの使い方
スマートフォンやタブレットの長時間の使用は、「首下がり」姿勢を引き起こす可能性があります。これは、頚椎に過度な負担をかけるだけでなく、全体の姿勢にも影響を及ぼします。デバイスを使用する際には、目線を下げずにデバイスを少し上げる、定期的に休憩を取るなどが有効です。

テレビの位置
テレビを見る際の位置も重要です。高すぎる位置で見ると首を上げる姿勢になり、低すぎる位置で見ると首を下げる姿勢になるため、頚椎に負担をかける可能性があります。目の高さにテレビを設置することで、首の自然な位置を保つことができます。

リュックの重さ
重すぎるリュックは背中に過度な負担をかけ、姿勢を前に傾けます。これが背中や腰に問題を引き起こす可能性があります。リュックの重さは、子どもの体重の10%以内に保つことが理想的です。

姿勢を改善するためのエクササイズとその解剖学的な効果

姿勢を改善するエクササイズは、骨格や筋肉のバランスを整え、適切な姿勢を維持する力を養います。例えば、以下のエクササイズが有効です。

ストレッチング

首や肩、背中の筋肉を伸ばし、緊張をほぐすことで、身体のバランスを整え、適切な姿勢を維持する力を養います。

首の傾けストレッチ
まっすぐ立ち、肩をリラックスさせます。その後、右耳を右肩に近づけるように首を傾け、左側の首の筋肉を伸ばします。5~10秒ホールドした後、反対側も同様に行います。

首の傾けストレッチ

首の回転ストレッチ
首をゆっくりと右に回転させ、右肩に近づけます。5秒ホールドし、反対側も同様に行います。首の前側と後側の筋肉を伸ばします。

首の回転ストレッチ

肩甲骨の引き寄せ
肩をリラックスした状態で、肩甲骨を後ろに引き寄せます。背中の中央で肩甲骨が近づくように感じます。5~10秒ホールドし、リラックスします。肩と背中の筋肉を伸ばします。

肩甲骨を寄せるストレッチ

猫のポーズ
四つん這いの姿勢から、背中を丸めながらお腹を引き上げます。頭を下に向けて5~10秒ホールドし、リラックスします。背中全体の筋肉を伸ばします。

ネコのポーズ

背中のねじりストレッチ
座った状態で、右手を左膝の上に置きます。左手を後ろに置き、体を左にねじります。5~10秒ホールドし、反対側も同様に行います。背中と腰の筋肉を伸ばします。

コアエクササイズ

体幹を強化するエクササイズは、腹部や背部の筋肉を強化し、脊柱を支える力を養います。これにより、自然な脊柱のカーブを維持し、正しい姿勢を保つことが可能になります。

プランク
肘とつま先で体を支え、体全体を一直線にします。
お腹を引き締め、10~30秒ホールドします。
腹部、背中、お尻の筋肉を強化します。

プランク

バード・ドッグ
四つん這いの姿勢から、右腕と左足を同時に伸ばします。
一直線になるように引き伸ばし、3~5秒ホールドします。
反対側も同様に行います。腹部と背中の筋肉を強化します。

体幹トレーニング

クランチ
背中を床につけ、両手を頭の後ろに持ちます。
右肘と左膝を交互に向かって近づける動作を繰り返します。
腹部の筋肉を強化します。

クランチ

サイドプランク
左肘を床につけ、体を左側に支えます。
右足を左足の上に置き、10~30秒ホールドします。
反対側も同様に行います。
腹斜筋を強化します。

サイドプランク

子供たちは通常、体が柔らかくエネルギッシュなため、これらのエクササイズを楽しんで行うことができるでしょう。親子で一緒に取り組んだり、友達と競い合う形式にすると、さらに楽しいエクササイズタイムが作れます。

これらのエクササイズを定期的に行うことで、子どもたちは自然な姿勢を身につけ、その維持を助ける筋肉を鍛えることができます。さらにそれが歯並び問題の予防効果として期待できるのです。

第3回:「歯並びと姿勢の問題の解決と家庭でのケア」の内容はこちら↓
・歯並びと姿勢の問題の早期発見と関連する身体部位(首、脊椎、顎等)。
・専門家(歯科医、整体院等)の役割。
・歯磨きの方法、適切な姿勢の維持方法。

姿勢づくりはプロにお任せ!

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