こんにちは!TCR新潟ERIです。
今回のテーマは「脳脊髄液が高める自己治癒力」。
今日は第2回「脳脊髄液が身体の各部位や機能に与える影響」について詳しく解説していきます。
脳脊髄液は、脳や神経系、骨格や筋肉、内臓機能などにどのような影響を与えるのでしょうか?
それぞれの部位に与える影響を解剖学的な視点も含めて見ていきます。
1.脳と神経系への影響
脳の働きと神経伝達
脳は身体全体の司令塔として、神経系を通じて全身に指令を送ります。
この神経伝達が正常に行われるためには、脳脊髄液が適切に流れていることが必要です。
脳脊髄液の循環が悪くなると、脳圧が上昇し、頭痛や集中力の低下、さらには認知機能の低下などの症状が現れることがあります。
慢性的な集中力の低下に悩んでいたAさん
Aさんは、デスクワークが多く、長時間の座りっぱなしの日々が続いており、背中や首の筋肉がガチガチに固まり、脳脊髄液の循環が悪化していました。
その結果、いつもイライラしたり、仕事に集中できないことに悩んでいました。
2.骨格と筋肉への影響
脊柱と姿勢の関連性
脳脊髄液は、脊柱内を流れることで、脊柱全体の機能を保っています。
脊柱は、脳から出た脊髄神経が全身に広がるための重要な通り道であり、ここに異常があると脳脊髄液の流れが阻害されることがあります。
特に、姿勢が悪い状態が続くと、脊柱に歪みが生じ、脳脊髄液の流れが妨げられ、腰痛や肩こり、背中の痛みなどの症状が出ることがあります。
筋肉の緊張とリラックス
脳脊髄液はまた、筋肉の緊張とリラックスにも影響を与えます。筋肉が過度に緊張していると、脳脊髄液の流れが妨げられ、全身の緊張が高まることがあります。この緊張は、特に肩や首、背中に集中しやすく、慢性的な痛みやコリの原因となります。
腰痛の背中のコリに悩んでいたBさん
Bさんは、長時間の立ち仕事。
立つときの重心のかけ方に片寄りがあり、姿勢の保持に悪影響を与えていました。
これにより、脊柱の歪みが起こり、脳脊髄液の流れが悪くなっていることが予想されました。
3.内臓機能への影響
内臓の動きと脳脊髄液の関連
脳脊髄液は、内臓の動きにも影響を与えることがあります。
脳と内臓は神経を介して密接につながっており、脳脊髄液の流れが悪くなると、内臓機能が低下する可能性があります。例えば、消化機能が低下して便秘になったり、代謝が悪くなって脂肪がつきやすくなったりするのです。
便秘と脂肪に悩んでいたCさん
Cさんは、長年便秘とお腹周りの脂肪に悩んでいました。
カウンセリングの結果、脳脊髄液の流れが悪化し、消化器系の神経伝達に影響を及ぼしていることが予想されました。
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次回は、脳脊髄液の健康を維持し、自己治癒力を高めるためにできる具体的な方法をご紹介します。
日常生活で実践できるセルフケアについて詳しくお伝えします。
お楽しみに♪
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