そのイライラ、頭蓋骨が原因かも?【第2回】

脳と自律神経のイラスト

こんにちは!TCR新潟ERIです。

今回のテーマは「頭蓋骨のコンディションが自律神経に与える影響」

第2回目の今日は、頭蓋骨のコンディションが自律神経に与える具体的な影響について解説します。

・自律神経の基本的な役割と機能
・頭蓋骨の歪みや緊張が自律神経に与える影響
・ストレスや生活習慣が頭蓋骨と自律神経に与える影響

自律神経の基本的な役割と機能

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立ち、私たちが意識的にコントロールできない身体の機能(心拍、呼吸、消化など)を調節しています。

交感神経は、身体を「戦うか逃げるか」の状態にする、ストレスや緊張状態に対応する神経系です。
心拍数が上がり、血圧が上昇し、筋肉が活動準備に入ります。

副交感神経は、身体を「休む」状態に導き、リラックスさせる役割を担います。
心拍数や血圧を下げ、消化活動を促進します。

この2つがバランスを保つことで、私たちは心身ともに安定した生活を送ることができます。しかし、頭蓋骨の歪みや緊張がこのバランスを崩す可能性があるのです。

頭蓋骨の歪みや緊張が自律神経に与える影響

頭蓋骨は一枚の硬い骨ではなく、複数の骨(前頭骨、側頭骨、後頭骨など)が連動しながら微細に動く構造を持っています。
これらの骨は、頭蓋内を循環する脳脊髄液の流れに影響を与えるため、その動きが制限されると自律神経の機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。

例えば、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で首や肩が緊張すると、頚椎(首の骨)や側頭骨が歪むことがあります。
この歪みが神経に影響を与えると、副交感神経の働きが弱まり、リラックスが難しくなり、交感神経が優位な状態が続くことになります。
結果として、慢性的なストレスや不眠、消化不良などの症状が現れることが多いのです。

慢性的な首のコリに悩むAさん
睡眠の質が悪化し、常に疲労感を感じていました。
施術後、側頭骨の緊張が解消されるとともに、自然な眠りを取り戻すことができました。

ストレスや生活習慣が頭蓋骨と自律神経に与える影響

日常生活におけるストレスや生活習慣も、頭蓋骨と自律神経のバランスに大きな影響を与えます。
例えば、ストレスが強くなると、無意識に強く噛みしめてしまうことがあります。
この噛みしめによって、顎関節に負担がかかり、頭蓋骨全体の緊張が引き起こされることがあります。

この状態が続くと、頭蓋骨の可動性が低下し、交感神経が過剰に働きやすくなります。
頭痛や肩こり、めまい、不安感が強くなり、全体的な自律神経の乱れに繋がってしまうのです。

仕事のプレッシャーに悩むBさん
仕事のストレスが蓄積し、夜になると頭痛が続くようになりました。
施術では、下顎骨と側頭骨の緊張を解放し、結果として自律神経のバランスが整い、頭痛も改善されました。

頭蓋骨のケアがもたらす自律神経への効果

頭蓋骨の柔軟性を保ち、適切なコンディションを維持することで、自律神経が正常に機能する環境を整えることが期待できます。
定期的なケアや自宅でのセルフケアは、自律神経のバランスを整える上で非常に重要です。

このように、頭蓋骨の状態が私たちの自律神経に与える影響は非常に大きいものなのです。

次回は、筋肉や骨格が頭蓋骨のコンディションにどのように関係しているかをさらに詳しく掘り下げていきます。お楽しみに!

頭蓋骨のコンディションを知るには?

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